近年、TwitterやInstagramなど、様々なSNSが利用されています。
その中でも、LINEはメッセージアプリとして国内で数多くのユーザーに利用されており、8000万人を超える利用者がいると言われています。
LINEには公式アカウントと呼ばれる機能が存在しており、LINEアプリ内で登録しているユーザーに対して情報を発信することができます。
しかし、「LINE公式アカウントを効果的に使うためにはどうしたらいいの?」「LINE公式アカウントを利用するメリット・デメリットって何?」といった疑問が出てくるでしょう。
そこで本記事では、LINE公式アカウントを利用するメリット・デメリットや効果的な使い方について解説していきます。
目次
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、コミュニケーションツールLINEのビジネス用アカウントのことです。
LINEアプリ内で自社情報をメールマガジンのように発信することが可能で、お友達登録しているユーザーに対しての販促・集客対応を行えます。
また、従来のメールマガジンでは顧客に対してメールを送信しても開封される可能性が低く、大きな成果を見込めませんでした。
ですが、LINE公式アカウントではお友達登録しているユーザーに対して、プッシュ通知でお知らせしてくれます。メールのように送信した内容が埋もれることもなく、メッセージが送信した相手に必ず届くため発信した情報を見てもらえる可能性が高いです。
LINE公式アカウントではテキストだけではなく画像や動画・音声・LINEスタンプを送信できるため、ターゲットユーザーや発信情報のジャンルに合わせて表現できます。
さらに、クーポン発行機能やアンケート機能も搭載されているため、集客から成約まで一つのツールで繋げることが可能です。
ユーザーの動向に関しては、専用のツールを利用すれば配信効果の分析も簡単に行えます。
そのため、LINE公式アカウントはユーザーとのコミュニケーションだけでなく、情報発信・販促ツールなど、目的に合わせて柔軟に対応できるツールと言えるでしょう。
LINE公式アカウントを利用するメリットは?
LINE公式を利用するメリットは大きく分けて、以下の4つです。
- 国内最大級の利用者数
- 集客から販促対応まで対応できる
- 搭載機能を全て無料で使用可能
- 即効性が高い
順に解説していきます。
国内最大級の利用者数
LINE公式アカウントは国内利用者最大級のコミュニケーションツールであるため、多くのユーザーに対して情報を届けられます。
TwitterやInstagramなどのSNSを活用した集客手段も非常に有効ではありますが、10代後半〜20代後半がメインのアクティブユーザーです。
そのため、前述したSNSではメインアクティブユーザーが限定的になってしまい、広い年齢層のユーザーに対してアプローチができません。
しかし、LINEは若年層から高年齢層まで利用されているため、アクティブユーザーの年齢層が限定されるSNSに比べて、販促・集客効果が高いです。
集客から販促対応まで対応できる
LINE公式アカウントには、集客から販促対応に利用できる様々な機能が搭載されています。
クーポン配布やアンケート集計、ショップカードの配信もできるため、自社ビジネスや発信内容に合わせて機能を選択、運用できます。
また、レポート機能を活用すれば、メッセージやタイムラインの投稿視聴状況、リーチ数などを簡単に確認可能です。
別途タグや細かい分析指標を設定することなく、直感的に確認できるレポートをまとめてくるため、担当者にとっては嬉しい機能です。
搭載機能を全て無料で使用可能
LINE公式アカウントでは、前述した様々な機能を全て無料で使用できます。
有料プランも存在していますが、搭載機能の質を上げるサービスが大半のため、問題なく運用できるか確認することも可能です。
そのため、コストを抑えながらもLINE公式アカウントを活用して集客施策を展開できます。
集客・販促の成果が確認しやすい
LINE公式アカウントは集客・販促対応に適した様々な機能が最初から搭載されているため、施策を展開すれば、すぐに成果確認が可能です。
また、自社でアプリを開発しても「ダウンロード数が伸びない」「そもそもアプリが使いづらい」といった悩みが出てきます。
LINE公式アカウントでは即効性の高い機能を活用できるだけではなく、各種API連携も提供しているため、自社のスタイルに合わせてビジネスを進めていくことができるでしょう。
LINE公式アカウントを利用する注意点は?
LINE公式を利用するデメリットは、大きく分けて以下2つです。
- 友達が存在しなければ効果がない
- ユーザー側が簡単にブロックできる
順に解説していきます。
友達が存在しなければ効果がない
LINE公式アカウントはアカウントを登録してくれる友達が存在しなければ、メッセージを配信しても意味がありません。
そのため、登録者数を増やしてLINE公式を活用していくためには、現存しているファンにLINEで友達になってもらったり、新しいファン層を獲得する必要があります。
登録時のお礼としてクーポンやギフトをプレゼントするのも友達を増やすための代表的な施策の1つです。
また登録者数が増え、月の配信数が1,000通を超えてくれると無料プランから有料プランに変更する必要があるため注意が必要です。
ユーザー側が簡単にブロックできる
LINE公式アカウントを活用する際の注意点の1つとして、ユーザー側が簡単にブロックできてしまう点があります。
ワンタップでブロックできてしまうことから、クーポンや特典に釣られて友達登録したユーザーがすぐに登録を解除してしまうことも多々あります。
また、メッセージの送信頻度が多いと開くのが面倒になってしまい、読まれなくなったり登録者数が減少する要因となることもあります。ユーザーの確認率と照らし合わせながら配信頻度の調整が必要です。
LINE公式アカウントの効果的な使い方3選
LINE公式の効果的な使い方は、以下の3つです。
- メールマガジン
- リッチメニュー
- ショップカード・クーポン、抽選機能
順に解説していきます。
メールマガジン
LINE公式アカウントの定期配信機能を活用すれば、メールマガジンを配信するのと同様のことができます。
自社情報やノウハウの発信、定期的にサービスの周知を行いたいと考えている場合は、メールマガジンが効果的ですが、それがLINE公式アカウントでも可能です。
また、アカウントを友達に追加してくれているユーザーに対して送付する場合は到達率は100%となり、開封率も非常に高いです。
さらに、スマートフォンのプッシュ通知機能を活用すれば、リアルタイムで情報を届けることができます。
魅力的な内容のメッセージを、より効果的な時間にプッシュ通知と合わせて送信すればユーザーに確実に届けることが可能です。
リッチメニュー
リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部にクーポンやお得な情報を画像付きで表示させることです。
LINE公式アカウントを友達追加している方は、トーク画面のメニューにあるキャンペーン情報やワンタップでトークを送れる機能を見かけたことがあるのではないでしょうか。
LINEの通常のトークルームではメッセージ送信しかできませんが、LINE公式アカウントのリッチメニューを活用することで、ユーザーに魅力的な情報を端的に表示できるだけでなく、アクセスして欲しい記事や問い合わせまで簡単に訴求できます。
さらに、ショップカードと組みわせることで、リッチメニューから会員証やクーポン獲得に促すことが可能です。
ショップカード・クーポン抽選機能
ショップカードとは、LINEのトーク画面から開いて利用できる会員証です。ショップカードを作成していれば、会員証をわざわざ持ち歩く必要はなくなり、スマホからLINEを開くだけで会員証を提示できます。
また、クーポン機能を利用すれば、普段からアカウントを登録してくれているユーザーに対してクーポンを発行できます。
抽選機能を使用することで、抽選した人の中から指定した確率でクーポンをプレゼントすることも可能です。
クーポンを定期的に配信することで、継続してLINE公式アカウントをチェックしてもらえる可能性も上がります。
まとめ
LINE公式アカウントを利用するメリットや注意点、効果的な使い方について解説しました。
LINE公式アカウントは国内最大級のSNSとしてたくさんのユーザー数に対してアプローチできるだけではなく、様々な機能を無料で利用できます。
弊社の『セーフリー』でもLINE公式アカウントを使用して、お客様からのお問い合わせを受け付けています。メールよりも手軽にお問い合わせ、相談できる点が好評を得られているポイントです。
運用に関してのご相談も対応していますので、LINE公式アカウントを始めたい!という事業者様はぜひご相談ください。