サイトの約8割はスマホで検索されている!集客に直結するサイト最適化の方法

2021/11/24

サイト改善
Twitter YouTube
Twitter YouTube

インターネットやスマートフォンの普及により、日本では75.1%の検索がスマートフォンから実施されています。

また、PCを利用してWebサイトを閲覧するユーザーは年々減少しているため、スマホに最適化されたサイトの構築が求められます。

しかし、「Webサイトをスマホ対応にする必要性とは?」「Webサイトの集客力を向上させる方法ってなに?」など疑問をお持ちの方も多いでしょう。

そこで本記事では、Webサイトをスマホ対応にする必要性や具体的な方法、注意点を解説します。

スマホ対応のWebサイトとは?

スマホ対応のWebサイトとは、スマートフォンを利用した閲覧に最適化られたWebページを指します。

そしてPC、スマホの両方に最適化され、自動で適応するWebページのことを「レスポンシブWebデザイン」と呼び、対応のサイトはブラウザの画面によってサイトレイアウトが変動します。

レスポンシブ対応のWebサイトは画面ごとにレイアウトが切り替わるため、閲覧しやすい特徴があります。

また、レスポンシブWebデザインの他にも、スマホサイト専用のWebサイトも存在します。スマホ専用Webサイトでは、スマホでの閲覧に特化した設計や表示速度の高速化が可能です。

Webサイトをスマホ対応にする3の理由

Webサイトをスマホ対応にする理由は、大きく分けて以下の3つです。

  • コンテンツを見やすくできる
  • 離脱率を低下させられる
  • SEO対策にもなる

なぜ必要なのか、順番にご紹介します。

コンテンツを見やすくできる

Webサイトをスマホ対応にすることで、スマートフォンでのコンテンツの閲覧をスムーズにできるようになります。

スマホに対応していないWebサイトの場合は、スマートフォンでサイトページを表示したとしてもPCのサイトページが表示されることになります。

そのため、表示された文字が小さい、ページレイアウトが変動しないなど、コンテンツ閲覧中にユーザーへストレスを与えてしまいます。

しかし、スマホ対応のWebサイトに変更することで、ユーザーへ与えるストレスを減らせるでしょう。

離脱率を低下させられる

Webサイトをスマホ対応にしてストレスを減らすことで、サイトの離脱率を低下させられます。

スマホに最適化されていないコンテンツを閲覧したユーザーは、ストレスを感じてサイト滞在時間が短くなり離脱率が上昇してしまいます。

離脱率が高いとコンテンツの内容を十分閲覧してもらえない可能性が高いため、コンバージョンに繋がる可能性が一層低くなります。

そのため、Webサイトをスマホ対応にすることで、離脱率を減らして高い精度でコンバージョンに繋げられます。

SEO対策になる

Webサイトをスマホ対応にすると、SEO対策の効果があります。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語訳すると検索エンジン最適化です。質の高いWebサイト・コンテンツを提供することで、検索エンジンからの評価が高くなり、SEO対策に繋がります。

スマホユーザーは基本的には検索エンジンからコンテンツにたどり着いているため、SEO対策を実施して検索順位を向上させれば、閲覧率の向上も期待できます。

モバイルフレンドリーテストで確認可能

自社のWebサイトがスマホ対応しているのか分からない場合は「モバイルフレンドリーテスト」を実施すると良いでしょう。

モバイルフレンドリーテストとは、Google Searchconsoleにある「Google上で対象のWebサイトがスマホ対応しているか確認する」機能です。これはサーチコンソールを導入していてサイトのURLが分かればすぐに実行できます。

また、スマホ対応していないWebサイトをモバイルフレンドリーテストで確認すると、赤文字でモバイルフレンドーではないことが表記されます。気になる方は確認してみましょう。

Webサイトの集客力を向上させる最適化方法5選

Webサイトの集客力を向上させる最適化方法は、大きく分けて以下の5つです。

  • サイトをスマホ対応に変更する
  • ターゲットユーザーに最適なコンテンツを公開する
  • SEO対策を施す
  • アクセス解析を実施する
  • PDCAサイクルを回す

順番にご紹介します。

サイトをスマホ対応に変更する

前述した通り、Webサイトをスマホ対応にすることで、集客力向上が見込めます。

スマホからのコンテンツ視聴がスムーズになり、ページによってレイアウトが変更さえれることで、ユーザーリビティが向上します。

また、質の高いWebサイト・コンテンツをユーザーに提供し続けることで、GoogleやYahoo!といった検索エンジンからの評価が高まり、SEO対策としても有効です。

ターゲットユーザーに最適なコンテンツを公開する

Webサイトを最適化するためには、ターゲットユーザーに最適なコンテンツを公開しましょう。

例えば、水道工事業者が集客のために運営するWebサイト上で、電気工事に関するコンテンツを公開してもあまり効果的ではありません。

自社ビジネスに最適なターゲットユーザーを把握し、正しいコンテンツを作成・公開することで、集客力の向上が見込めます。

SEO対策を施す

Webサイトの集客力向上のためには、SEO対策は欠かせません。基本的にSEO対策は外部対策と内部対策に分かれており、外部対策では被リンクの獲得がメインです。

また、内部対策では、内部リンクの設置や正しいHTML配置・キーワードに沿ったコンテンツ制作などが挙げられます。

Webサイト開設してすぐの状態では被リンクの獲得は難しいため、内部対策から実施すると良いでしょう。特に、SEO対策を意識した質の高いコンテンツを制作することで、集客力向上が期待できます。

アクセス解析を実施する

Webサイトの集客力を向上させるには、定期的なアクセス解析が重要です。

アクセス解析とは、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといったツールを利用して、Webサイト全体のページ数や遷移率・離脱率・CV数を確認することを指します。

コンテンツの検索順位や時期によってWebサイトへの流入数は変動するため、定期的にアクセス解析を実施して、原因を探る必要があります。

また、アクセス解析ではモバイルとPCに分けてアクセス状況を確認できるため、どの媒体で見られているか把握可能です。

どのページが一番見られているのか、見られていないのかなども解析できるため、コンテンツリライトの目処もたてられます。

PDCAサイクルを回す

Webサイトの集客率を高めるためには、PDCAサイクルを回すことが重要です。

PDCAサイクルとは「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(確認)→ Action(改善)」を繰り返すマーケティング手法です。

策定した計画を何の考えもなしに進めるのではなく、客観的な評価や目標達成状況を把握し、改善を繰り返すことで、ユーザーリビティの高いWebサイトへ最適化できます。

また、PDCAサイクルと同時にKPI(Key Performance Indicator、訳:重要業績評価指標)を設定しておくことで、目標への達成状況を可視化できるでしょう。

Webサイトを最適化する際の2つの注意点

Webサイトを最適化する際は、以下2点に注意が必要です。

  • ユーザーニーズを把握しておく
  • ゴールを設定する

順番にご紹介します。

ユーザーニーズを把握しておく

Webサイトを最適化する際は、ユーザーニーズを把握しておきましょう。

企業がユーザーニーズ(ユーザーが真に欲している情報)を捉えられていない場合、どこをどのように最適化すれば良いのか分かりません。

例えば、Webサイトでコンテンツを多数公開しているにもかかわらず、スマホ対応できていない場合は、コンテンツを見たいと感じているユーザーを逃すことになります。

そのため、ユーザーニーズはあらかじめ把握した上で、Webサイトの最適化を進めましょう。

ゴールを設定する

Webサイトを最適化する場合、事前にゴールを設定しておくことが重要です。ゴールを設定していないと、最適化できているのか・できていないのかを客観的に把握できません。

反対に、ゴールを設定しておくことで改善が必要なのか、必要であればどういった改善をすることで設定したゴールに近づくのかを考えることができます。

また、目的と目標を定めることで従業員のモチベーション向上も見込めます。特に目標は月間問い合わせ数30件増加など、数値で表しておくと評価しやすいため、自社ビジネスに合わせて設定しておくとい良いでしょう。

まとめ

以上、Webサイトをスマホ対応にする必要性や具体的な方法、注意点を解説しました。

弊社のWebサイトでも約78%程度がスマホから検索されており、ユーザーリビティ向上のためにもサイトのスマホ対応が求められています。

また、Webサイトの集客力を向上させる最適化方法は、スマホ対応だけではなく、SEO対策やアクセス解析などが存在します。

弊社の『セーフリー』でもスマートフォン対応も加味して施策を行っています。サイトをスマホに対応させ、最適化をしたい場合にはサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。