ポスティング集客のメリット・デメリット

2021/01/29

集客
Twitter YouTube
Twitter YouTube

集客する際の宣伝方法として、昔から利用されているのがポスティング集客です。近年インターネットを利用したWeb集客が主流となりつつありますが、いまでもチラシの宣伝効果も健在です。

みなさんも自宅のポストを開けたとき、宅配ピザやデリバリーのチラシ・水道業者のチラシ・鍵修理業者チラシなど、よく目にすることは多いですよね。

実際にポストに入っているチラシから、一度は電話をして利用されたことがある人がほとんどではないでしょうか。また自社の集客方法としてポスティングを検討している企業の方もいると思います。

チラシには確実に宣伝効果がありますが、メリットとデメリットもありますので、この記事ではポスティング集客のことを分かりやすく解説していきます。ポスティング集客を検討している企業の方などは、ぜひ参考にしてくださいね。

ポスティング集客のメリット

まずはポスティング集客のメリットを5つ、分かりやすくまとめましたので紹介します。チラシ配布ならではの利点がありますので、良い部分を把握しましょう。

  1. 費用を安く抑えることができる
  2. 場所や範囲を指定して配布可能
  3. チラシ以外も配布できる
  4. 新聞を読んでいない家庭にも宣伝できる
  5. 紙媒体ならでは利点を活かせ保管率が高い

1.費用を安く抑えることができる

自分でチラシを配る場合は、その分の時間は取られますが人件費もかからず、チラシの印刷代だけですませることができます。自分の空いた時間で配布できるのも利点ですね。

印刷会社にチラシ印刷を依頼すると、1万枚で10,000円〜20,000円が相場で、チラシを配布するのにアルバイトやポスティング業者を頼む場合は、さらに人件費がかかります。

ポスティング業者では、配布条件や配布エリアを指定して依頼することもできますが、条件を細かく指定するほど、配布単価が高くなります。地域やエリアによって依頼コストは変わりますので、事前に確認が必要です。

また人件費などを考えても、10万円以内でコストを抑えることも可能。例えば、テレビや雑誌などに広告を載せようとすると数十万円は費用がかかりますので、広告費用を安く抑えるにはおすすめの方法です。

2.場所や範囲を指定して配布可能

ポスティングなら場所や範囲を指定して配布できますので、会社の近場に集中して配ることや、特定のエリアだけの配布も可能です。

また一軒家、マンション、賃貸物件など建物を指定することも可能です。この辺は集客する際のターゲットや戦略を考える必要があります。

一軒家、マンション、賃貸物件と住んでる人の年齢層や家族構成も違いますので、「どういう人がチラシを見てくれそうか」など把握した上で配布した方が、集客につながりそうですね。

3.チラシ以外も配布できる

ポスティングといえば、チラシを思い浮かべる人が多いと思いますが、それ以外でも配布は可能です。よくあるのがポケットティッシュやマグネットなどですね。

チラシと一緒にポケットティッシュが入っていることがありますが、色んな場面で使えますのでもらって困ることはないですよね。あとは冷蔵庫に、水道業者の小さいマグネットを付けている家庭もよくあります。

例えば夏には小さいうちわ、冬には携帯ホッカイロなど、もらって嬉しくなる物と一緒に配ると効果的です。

ポストに入る形状であれば大丈夫ですので、お客さんの目に止まりやすく役に立ちそうな物をチラシと一緒に配布できたら、集客効果を最大限に活かせるのではないでしょうか。

4.新聞を読んでいない家庭にも宣伝できる

新聞にはたくさんのチラシが入っていますが、ポスティングなら新聞を購読していない家庭にも見てもらえます。

そもそも新聞自体をとっていない家庭もありますので、直接ポストに届けることができる方法ならではのメリットといえますね。

5.紙媒体ならでは利点を活かせ保管率が高い

インターネットが普及してWeb集客を利用する企業が増えてきましたが、チラシなど紙媒体のメリットもあります。

ポストに入っているチラシであれば直接目に触れますので、もし必要ないとしても一度は確実に見てもらえますよね。またそのときは必要ないにしても、チラシでしたらいつまでも保管しておくことができますので、必要になったときに電話がかかってくるパターンもあります。

最近では本も電子書籍で読めるようになりましたが、慣れていない人にとってはチラシといった紙媒体の方が見やすいのではないでしょうか。

ポスティング集客のデメリット

ポスティング集客ですが、メリットばかりではなくデメリットもあります。デメリットも簡潔に3つにまとめましたので、チェックしておきましょう。

  1. 不審者と勘違いされたり、クレームにつながることもある
  2. 天候に左右され配布枚数も限られる
  3. 全くチラシを見ないで捨てる人もいる

不審者と勘違いされたり、クレームにつながることもある

何も悪いことはしていないのですが、警戒心の強い住人や誤って他人の敷地内に侵入してしまったり、怒られることやクレームにつながることもあります。

田舎より都心部などの人口の多い都市の方が、住人の警戒心が強くクレームになるケースが多いかもしれませんね。不審者に見えない格好や振る舞いが大事です。

下記にクレームになりやすいケースをまとめましたので、気をつけましょう。

  • 汚い入れ方でゴミみたいに下に落ちてる
  • 同じポストに何枚もチラシが入ってる
  • チラシお断りと記載してあるポストに入っている
  • マンションなど関係者以外侵入禁止の場所に配る
  • 夜など遅い時間帯にチラシを配布や空き家に配布

天候に左右され配布枚数も限られる

雨が降っている日など天候の悪い日は、ポスティングの効率も落ちる上にチラシが汚れてしまう可能性もありますので、おすすめしません。

また天候に左右され、人の手によって一つ一つ配っていますので一度に配布できる枚数に限界があります。ポストにチラシを入れてもすぐに見るわけではないので、長期的に見て効果・反応を確かめる必要があります。

まったくチラシを見ないで捨てる人もいる

メリットの部分で、一度はチラシが住人の目に触れると伝えましたが、中にはまったく見ないで捨てる人もいます。そういう人には集客効果は望めません。

ポストにチラシが大量にたまっている場合は、見ていない可能性が高いので配るのはやめたほうがよいです。

その他集客法を2つご紹介

ポスティング集客のメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、その他にも宣伝効果が見込める集客方法がありますので、そちらを2つ紹介したいと思います。

Web集客

最近は多くの企業がインターネットを使って広告を打ち出しておりますが、「自社サイトのブログ」「Facebook広告」「Youtube広告」など多くの媒体があります。ネットを使って多くの人の目に触れることができれば、かなりの集客効果が見込めるところが魅力ですね。

費用に関しては明確には決まっておらず自社で実施できるのであれば、安く抑えることができますが、外注する場合はその分の費用がかかります。

自社でWeb集客する場合は、どうしても知識や経験が必要になりますので、難しそうなら外注も検討してみましょう。

新聞折込

新聞折込は一度に大量に配布できるのが魅力で、1枚の配布単価も約3.0円〜とコストも比較的安く抑えることも可能です。新聞を読むことが習慣になっている人も多いので、より読者の目に触れる可能性は高いのではないでしょうか。

しかし、新聞を購読していない家庭には集客効果がないのと、細かい配布エリアを指定できない点もありこちらもメリット・デメリットがあるといえます。

まとめ:コスト面と配布エリア指定が魅力のポスティング集客

ポスティング集客のメリットとデメリットを紹介しましたが、やはりできるだけコストを抑えて集客したい企業さんにはおすすめの方法です。

あとは会社の近場など配りたいエリアを決めて配布することが可能で、一軒家やマンションなど入居者のニーズを考えながら配布することで、集客効果を上げることができます。

またデメリットとして、一度に配れる範囲に限界があり天候に左右されるという点がありますが、効果や反響がでるまで時間がかかりますので諦めずに続けましょう。

一定の期間は継続して配布することが大事になり、役立つ情報や見た人の興味を引くような内容のチラシというのも必要になりますので、集客方法や広告について考えている企業の方は一度検討してみてはいかがでしょうか。