YouTubeは2020年現在、全世界20億人以上のユーザーに利用されている動画プラットフォームです。
また、広告配信サービスの一環として、サービスの紹介から購入促進までカバーしてくれるYouTube広告が近年注目を集めています。
しかし「YouTube広告ってどんな特徴があるの?」、「YouTube広告を活用するためにはどうしたらいいの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、YouTube広告の種類や利用するメリット・デメリット、活用する方法について解説していきます。
目次
YouTube広告とは?
YouTube広告とは、その名の通りYouTube上で出稿できる広告のことです。
動画を再生する前、再生中に広告を表示させられる広告から、画面上に広告を出稿する方法など、様々な種類が存在しています。
テキストやバナーを中心とした広告も表示できますが、動画再生中に動画広告を表示できる点が最大の特徴と言えるでしょう。
ユーザーが視聴している動画に似た広告を自動的に表示できるため、見てもらえれば効果的に自社商品・サービスをアプローチできます。
また、YouTubeは全世界的に利用されている動画プラットフォームのため、あらゆるジャンルのニーズを持ったユーザーに対して、自社商品・サービスを表示することが可能です。
YouTube広告の種類
YouTube広告の種類は、大きく分けて以下の2つです。
- 広告フォーマット
- 静止画形式
順番にご紹介します。
広告フォーマット
広告フォーマットとは、以下4種類の広告表示形態を指します。
- TrueViewインストリーム広告
- バンパー広告
- アウトストリーム広告
- マストヘッド広告
それぞれの違いを解説していきます。
1. TrueViewインストリーム広告
TrueViewインストリーム広告とは、動画の枠内で配信される広告のことです。
スキップの有無やディスカバリー・アクションなど、ターゲットユーザーや取り扱うサービスによって切り替えることが可能です。
2. バンパー広告
バンパー広告とは、動画の前後に表示される6秒間スキップできない広告です。6秒間ユーザーは広告をスキップできないため、必ず動画広告を試聴してもらえる点が特徴です。
簡潔で印象的なメッセージを用いることで、多くのユーザーにブランド認知を広げることができます。
3. アウトストリーム広告
アウトストリーム広告とはYouTubeを運営しているGoogleのサービスで、サイトやYouTube外でモバイル専用の動画広告を表示させる方法です。
YouTubeを利用していないユーザーに対しても広告を表示させることができますが、基本的には動画の音声はミュートになっているため、出稿動画でインパクトを残す必要があります。
4. マストヘッド広告
マストヘッド広告とは、YouTubeのホーム画面に広告を表示させる方法です。
基本的に予約制となっているため、広告出稿者の判断で表示させることはできず、Google運営側と日程調節してから表示させることになります。
静止画形式
静止画形式の広告は、以下2つの出稿方法に分類されます。
- オーバレイ広告
- ディスプレイ広告
こちらも順番に解説します。
1. オーバレイ広告
オーバーレイ広告とは、動画コンテンツの下部に広告を表示させる方法です。
動画に重なった状態で、テキストもしくはバナー形式で動画を表示させるため、ユーザーに広告を認識してもらいやすいです。
ブランドやサービスを認知してもらう際に、利用することが多い広告タイプと言えるでしょう。
2. ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、PC画面であれば動画コンテンツの右側、スマホであれば動画コンテンツの下部に広告を表示させる方法です。
おすすめ動画部分に広告を表示させるため、ユーザーが別動画を探している際に自社サービスをアピールできます。
このディスプレイ広告はGmailやWebサイト、アプリ等の広告スペースといったようなYouTube以外の広告スペースを利用した配信も可能です。
YouTube広告を利用するメリットとは?
YouTube広告を利用するメリットは、大きく分けて以下の3つです。
- 費用対効果が高い
- ターゲットを絞ったアプローチが可能
- ユーザーを追跡できる
こちらも順番に解説します。
費用対効果が高い
YouTube広告は、ユーザーに動画広告が試聴されるかクリックされなければ広告費が発生しないため、費用対効果が高いといえます。
コストを抑えつつも自社商品やサービスに興味を持ったユーザーに対して動画を表示させられます。
世界的に利用されている動画プラットフォームであるため、圧倒的なユーザー数に対して広告を配信できます。
また、広告自体もコンテンツとして成立しているため、人気が出ればSNSで拡散してもらうこともできます。
ターゲットを絞ったアプローチが可能
YouTube広告にはセグメント機能が搭載されているため、ターゲットを絞ったアプローチが可能です。
性別や年齢・好みだけではなく、視聴時間帯も設定できるため、細かくターゲットを絞って動画広告を届けられます。
また、ターゲティングしたユーザーの中でも、興味のある場合でしか動画を試聴することはないため、サービスのターゲット層に直接的にアプローチをすることができ、高い成果が期待できるでしょう。
ユーザーを追跡できる
YouTube広告は標準でGoogle AdWordsと連携しているため、ターゲットユーザーに対してリマーケティングが可能です。
動画広告を視聴してくれたユーザーを確認した後にターゲティングを設定し直すことで、ユーザーを追跡する状態で広告を配信します。
また、動画広告内にCTAボタンを設定できるため、ワンタッチでユーザーを自社サイト・サービスに誘導できます。
YouTube広告を利用するデメリットは?
YouTube広告を利用するデメリットは、大きく分けて以下の2つです。
- 動画自体を見てもらえない可能性がある
- クオリティによってはイメージダウンの恐れがある
順番に解説していきます。
動画自体を見てもらえない可能性がある
YouTube広告は出稿したとしても、必ずターゲットとしているユーザーに見てもらえるわけではありません。
広告を表示した瞬間にユーザーから興味を持ってもらえなければ動画が視聴されず、効果を感じられない可能性があります。
ただし、動画は視聴されなければ広告費が発生することはないため、損失を抑えて広告運用はできるでしょう。
クオリティによってはイメージダウンの恐れがある
動画広告のクオリティが低い場合、商品やサービスのイメージダウンが懸念されます。
動画を視聴したユーザーから良い印象を持ってもらえなければ、ユーザーは広告自体にストレスを感じ、すぐにスキップされる恐れもあります。
そのため、コストをかけてでも動画広告のクオリティを高め、ユーザーに正しく自社商品・サービスを認識してもらう必要があるでしょう。
YouTube広告を活用する3つのコツ
YouTube広告を活用するコツは、大きく分けて以下の3つです。
- 明確な目的を設定する
- インパクトを重要視する
- ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作する
順番にご紹介します。
明確な目的を設定する
YouTube広告を出稿する際は、明確に目的を定めましょう。
ターゲットが定まっていない場合、誰に動画を見てもらいたいか決まっていないため、視聴してもらえる可能性が低いです。
目的を設定する際は「誰に」「何のために」見てもらい、「どういったアクションを期待したいのか」といった部分が重要です。
そのため、闇雲に動画広告を出稿するのではなく、具体的な目的を設定することで出稿する広告の種類も決められます。ここまで明確に設定できるとYouTube広告の効果が出やすくなるでしょう。
インパクトを重要視する
YouTube広告は、ユーザーに視聴してもらえなければ効果が期待できません。
最初の5秒間でユーザーにインパクトを与え、動画に興味を持ってもらうことが重要です。
続きが気になる動画を出すことで視聴してもらえるユーザーが増え、広告を出稿した効果が現れます。
ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作する
YouTube広告を出稿する際は、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを制作する必要があります。
どれだけインパクトのある広告でも、ターゲットユーザーに内容が響かなければ、コンバージョン(購入や成約)に繋げることはできないでしょう。
そのため、ターゲットユーザーに対して、適切な広告タイプで価値のあるコンテンツを制作してアプローチを心がける必要があります。
YouTube広告活用事例2選
続いては、YouTube広告を活用している下記2社について紹介していきます。
LINEマンガ
LINEマンガは、株式会社LINEが提供しているスマホで漫画を読めるアプリです。
同社は「ダウンロード数の伸び悩み」を課題として抱えていたため、電子コミックと相性が良いYouTube広告を活用しています。
LINEマンガ内で掲載している漫画をインストリーム広告で紹介することで、漫画の魅力とサービスの使いやすさを紹介しています。
YouTube広告を活用することで、アプリインストール数の前年比13%増に成功しているのです。
セブンイレブン・ジャパン
国内大手コンビニエンスストアを運営するセブンイレブン・ジャパンは、広告媒体の多様化に対して経営課題を抱えていました。
新しく打ち出したサービス「朝セブン」は、テレビでもCMを打ちだしていたものの上手く集客には繋げられていませんでした。
そこで、新サービス「朝セブン」をYouTube広告の6秒間のバンパー広告を活用することで、ターゲットユーザーに対して、広告出稿以前比で15%増加に成功しています。
まとめ
以上、YouTube広告の種類や利用するメリット・デメリット、活用する方法について解説していきました。
YouTube広告はポイントを掴むことで、ターゲットユーザーに対して効果的に自社商品・サービスをアピールできます。本記事で紹介している活用方法をもとに、YouTube広告の利用を初めて見てはいかがでしょうか。
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