今回ご紹介するのは、キャラクターマーケティングについて。
みなさんはキャラクターマーケティングと聞いて、何が思いつくでしょうか。
今回はそもそもキャラクターマーケティングとは何なのか、キャラクターマーケティングを導入することでどんなメリットがあるのか、詳しくご紹介させていただきます。
目次
キャラクターマーケティングって?
キャラクターマーケティングの導入についてご紹介する前に、キャラクターマーケティングとは何なのか?をご紹介します。
キャラクターマーケティングとは何か
日本国内においては、1980年代に販売されていた商品のパッケージ等に動物や人間のイラストを掲載することから始まり、近年まで若年層への訴求などに活用されています。
キャラクターをきっかけとして企業を知ってもらい、サービスに触れてもらうことが狙いです。
既存の知名度のあるキャラクターをパッケージに記載して商品を手に取ってもらう手法や、企業でキャラクターを作成してサービス紹介などを行なってもらう手法、既に存在するものをキャラクターにする擬人化という手法、キャラクターマーケティングといってもいくつもの種類があります。
キャラクターマーケティングの基礎知識
昨今、新型コロナウイルスの影響もあり、マーケティングの重要性が高まっています。そもそもマーケティングといっても意味は様々で、「市場のリサーチ」や「広告宣伝」、「データ分析」などが挙げられます。
かつては企業の認知度をあげるための方法としては、CM(コマーシャル)やチラシのポスティングなどが主流でした。
しかしインターネットが普及に伴い、様々な方法で顧客にアプローチをすることが可能となりました。
企業の知名度をあげるためのマーケティング手法はいくつもあり、インターネット上で行われるWebマーケティング、SNSマーケティング、動画アプリなどを使用しての動画マーケティングなどがあります。
その中でもキャラクターを活用して訴求を行うのがキャラクターマーケティングです。
キャラクターマーケティングの実例
皆さんもキャラクターのデザインがパッケージに描かれた商品をスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで見かけたことがあるでしょう。
これも企業間のコラボレーションによる、キャラクターマーケティングの一種といえます。
ペットボトルの飲み物にキャラクターのおまけを付けることにより、キャラクターの描かれているおまけをきっかけとして商品を手に取ってもらうことを目的としています。
また、地方創生のために生まれた熊本県のくまモン、滋賀県彦根市のキャラクターひこにゃんなどのご当地キャラなどもキャラクターマーケティングの一種です。
自治体が独自に生み出したキャラクターを活用してアピールすることで、地域の復興や知名度向上に役立てています。
キャラクターマーケティングを導入するメリット
キャラクターマーケティングを導入することで、様々なメリットが生まれます。
大きくは、キャラクターを通して商品やサービスの認知度をあげることができるということです。
大きく分けて以下の4つを導入することのメリットをご紹介します。
- 自社ウェブサイトにキャラクターを掲載する
- 問い合わせのチャットなどの案内役として活用する
- 動画コンテンツなどでキャラクターに関するコンテンツを掲載する
- 自社で作成したキャラクターを利用する
自社ウェブサイトにキャラクターを掲載する
まず一般的なのは、自社サイトやホームページにキャラクターを載せる方法です。
自社サイトにキャラクターを載せることでサイトがかしこまったものにならず、親しみを感じてもらうことができます。
サイトにキャッチーさを持たせることで、利用する人に対して安心感や親近感を持ってもらい覚えてもらうことが狙いです。
問い合わせのチャットなどの案内役として活用する
次に、問い合わせの際のチャット等の案内役にキャラクターを活用する方法です。
直接的に顧客とコンタクトを取る部分のフローでキャラクターがいることによって安心感を与えることができ、顧客とのチャットでのトラブルを未然に防ぐことにも繋げられます。
動画コンテンツなどでキャラクターに関するコンテンツを掲載する
動画などでキャラクターをコンテンツに掲載する方法もあります。
現在では生活の一部といっても過言ではない動画サイトYouTubeで、キャラクターを使用したコンテンツを作成するのも効果的です。
キャラクターのアニメーションだけでなく、企業の紹介動画などにキャラクターを出すことによって、SNSにも掲載することができます。
自社サイト内に留まらず様々なコンテンツに露出する機会を増やせるため、結果として企業や商品、サービスの知名度向上に繋げることができます。
自社で作成したキャラクターの利用
社外にも露出するほどの影響力のあるキャラクターになると、利用権利を売ることもできます。
自社で作成したキャラクターの知名度が上がり、キャラクターに対してファンがつくようになると、キャラクターを使用したいという企業やサービスが出てきます。
例としては、ディズニーやサンリオといったような人気キャラクターに関連した商品を作る際、商品の作成元はキャラクターの権利元から利用権利を買う必要があります。
そのため、使用したい相手にキャラクターの利用権利を売ることで利益を得ることができるのです。
このように、キャラクターマーケティングを導入することで様々なメリットが生まれることがわかります。
キャラクターマーケティング導入にあたっての注意点
キャラクターマーケティングの事例やメリットを挙げてきましたが、注意点もあります。
もし既存のキャラクターを使用する場合は権利の問題が発生するため、権利を購入する金銭的デメリットが発生します。
権利を購入してもどこにでも使えるというわけではなく使用用途にも制限がかかるため、もしキャラクターマーケティングを実施する場合は、自社独自のキャラクターを生み出す方が良いでしょう。
また、キャラクターとして芸能人を活用するのもキャラクターマーケティングの一つではありますが、こちらも前述の通り、権利の問題が発生します。
契約期間、使用場所など様々な取り決めがあるため、初めてキャラクターマーケティングを実施する方にはハードルが高いかもしれません。
自社でキャラクターを作ることで、どんなキャラクターにするかの投票を求めるイベントや命名イベントなどを実施することができます。
貴社商品やサービスを知らない人にもキャラクターを通して知ってもらえる機会を増やせるだけでなく、キャラクターが生まれるまでの過程も楽しんでもらえるため、自社でキャラクターを作成することを推奨します。
まとめ
キャラクターマーケティングは商品やサービスを知らない層に対してキャラクターをきっかけとして知ってもらえる、良いマーケティング手法です。
一からキャラクターを生み出したり、いつ・どこに・どのようにキャラクター活用していくかと検討すべきことは様々ですが、キャラクターを活用することで商品やサービス、業界に詳しくない一般人でも親しみやすくなります。
弊社でも“トイたん”というキャラクターを産み出し、より多くのユーザーにサービスを認知してもらえるように努めています。
サイト制作だけでなく、動画コンテンツ、キャラクター制作等もお力添えできる部分がありますので、ぜひ気軽にご相談ください!