自社ホームページ内に施工事例を掲載している事業者の方は多いのではないでしょうか。
しかし、
「施工事例を掲載していても問い合わせが増えない」
「成約率を増やすためにはどんな施工例を掲載するのが正解?」
といった疑問が出てくるでしょう。
そこで本記事では、成約率を約30%アップさせる施工事例のページ改善方法や注意点をご紹介していきます。
目次
施工事例ページの意味
ユーザーが業者のホームページをみたとしても、施工事例がなければどのような作業をしてくれるのかを判断することができません。
また、施工事例を掲載していたとしても、上手く紹介できていなければ、逆に問い合わせを逃してしまう可能性があります。
そのため、施工事例はユーザーが事業者の作業内容・クオリティを確認するための重要なページなのです。
施工事例のページが「単純に写真だけ」「結局どのような作業を行ったのかわからない」ようでは、ユーザーの成約率が上がることはありません。
しかし、施工事例のページを改善するだけで、問い合わせ数が増え、成約率が上がる可能性があるため、積極的に改善していくことが重要です。
施工例ページはSEO的にも効果がある
前述している通り、施工例のページはユーザーが気にして見ている部分であるため、存在しているだけでホームページの滞在時間が大幅に増えます。
ユーザーから求められているコンテンツを提供していると、SEO的にも効果があるため、検索順位が上がる可能性が高いです。
また、施工例は業者によって詳細が異なるため、同じジャンルの業者の施工例ページと全く同じに内容になることはありません。
そのため、他の業者と差別化しやすい部分であり、自社の特徴を際立たせることができるでしょう。
成約率が上がる施工事例ページの改善方法
成約率が上がる施工例事例ページの改善方法は大きく分けて以下の4つです。
- 1.施工前写真を用いて作業内容を紹介
- 2.具体的な施工内容を解説
- 3.ビフォー・アフターの写真を対比する形で紹介
- 4.作業内についてのこだわりを掲載
それぞれ詳しく解説していきます。
施工前写真を用いて作業内容を紹介
作業内容を紹介していく前に、施工前の現場の写真を紹介しておきましょう。
完成形を紹介しておくのも1つの手ではありますが、ユーザーはどこをどう直していくのかが気になるため、施工前写真を用いて作業内容を紹介しておくことは非常に重要です。
また、施工前写真には、今から作業する内容を簡単に説明しておきましょう。
具体的な施工内容を解説
施工前の写真を紹介した後は、具体的な施工内容を解説していきます。
水道業者の施工事例ページの場合、修繕部分を紹介した後、修繕にかかる時間・方法・手順を写真付きで解説していきます。
その際に、「問題部分はどこなのか」を紹介することで、ユーザーの関心を得ることができますので、積極的に紹介していきましょう。
また、解説する際は、複数枚写真を用いて順に紹介することでわかりやすい印象を与えることが可能です。
ビフォー・アフターの写真を対比する形で紹介
一通り作業の解説ができましたら、ビフォー・アフターの写真を対比する形で紹介していきます。
写真を対比させることで、どのように現状が変わっているのかを視覚的に説明可能です。
また、紹介する写真に関しては、具体的にどの部分を修繕したのかを紹介することで、ユーザーはより理解を深めることができるでしょう。
作業内容についてのこだわりを掲載
作業に関する情報を全て紹介できた後は、本作業についてのこだわりを業者視点で掲載しておきましょう。
作業者が「どこに気をつけて対応したのか」・「どこにこだわりを持って作業したのか」などを掲載することで、ユーザーにより良い情報を提供できます。
ユーザーは、他の業者と比較しながら自分に合った業者を選択するため、作業についてのこだわりがあれば、ユーザーは比較的選びやすいです。
そのため、自社を選んでもらうためにも、訴求分となるようにこだわりを掲載することが重要です。
施工事例のページを改善する際の3つの注意点
施工事例のページを改善することは非常に重要なことではありますが、改善する際には以下の3つに注意が必要です。
- 1.難しい言葉は使わない
- 2.他の事例のリンクもページ内に入れる
- 3.ニーズの高い施工事例を紹介する
それぞれ詳しく解説していきます。
注意点1:難しい言葉は使わない
施工事例を紹介する際は、専門用語などの難しい言葉を使わずに紹介するようにしましょう。
せっかく良い形で施工事例を紹介できていたとしても、専門用語や読み方がわからない言葉を多用してしまうと、記事自体を読むことがしんどくなってしまいます。
そのため、読めない・意味がわからない言葉が出てきてしまった時点でユーザーはページから離脱してしまう可能性が高いです。
しかし、解説する内容によっては、専門用語や難しい言葉で紹介した方がわかりやすい場面が存在しますので、言葉に対しての意味を注釈として入れておくようにしましょう。
注意点2:他の事例のリンクもページ内に入れる
施工事例ページのコンテンツ力やホームページ自体のSEO効果を高めるためにも、記事内には他の事例のリンクを含めるようにしましょう。
施工事例を解説している中で同じような事例が存在しているのであれば、リンクを記載して合わせて紹介することで、他のページも確認してもらえます。
紹介している施工事例の内容をよくわからずにページを確認しているユーザーも多いため、記事の途中に似たような事例を紹介してあげることで、コンテンツ力も高まります。
また、SEO的にも内部リンクは非常に重要な部分であるため、積極的にリンクを貼っていくことが重要です。
しかし、リンクを貼りすぎると解説している内容がわかりずらくなってしまう可能性があるため、予め注意しましょう。
注意点3:ニーズの高い施工事例を紹介する
様々な施工事例を紹介することは非常に重要です。
しかし、業種によって起こりやすいトラブルに対しての施工事例を紹介することで、ページをみてもらえる可能性が高まります。
起こる可能性が低いトラブルに関する施工事例を紹介することも重要ですが、施工事例を増やしていく段階では、できるだけスタンダードな施工事例を積極的に紹介していくようにしましょう。
しかし、珍しいトラブルの施工事例に関しても修繕した際は写真に納めておくことも重要です。
スタンダードな施工事例の解説が完了した後は、起こる確率の低い施工事例を解説していくことで、他の競合他社との差別化を図ることができるでしょう。
まとめ
以上、成約率を約30%アップさせる施工事例のページ改善方法や注意点を紹介していきました。
施工事例のページは、ユーザーが確認する確率が非常に高い部分です。
そのため、定期的にコンテンツの内容を改善する必要があります。
施工事例のページを改善することで、集客・成約率をあげることが可能ですので、成約率が伸び悩んでいると感じている方は、ぜひ本記事で紹介している施工事例のページ改善方法を試してみてはいかがでしょうか。